ジャカルタのふろしき。

新卒でインドネシアはジャカルタに流れ着いて2年。日々生活で感じたこと、海外から日本を見て 思ったことなどを綴るブログ。最近JKT48にハマったため、関連の話題多めでお送りしてます。

2013-01-01から1年間の記事一覧

毎日ブログ更新一ヶ月達成

終わった。意外とできるもんだな。少し自信がついた。 ここ で書いた通りぼくは意志が弱い。何らかの努力を継続したことが無かったのがコンプレックスのひとつだった。二週間以上、毎日何らかの努力を継続したことが無かったので、今回このチャレンジを達成…

海外から見た、日本の景気とAKB48総選挙結果の相関関係

家電業界が沈んで自動車業界が活況 先日、お世話になっていた、ロジスティック関係の仕事でインドネシア駐在していた知り合いが帰国した。帰国後の配属は中部圏だという。インドネシアは世界第四位の人口を誇る上に、所得が上がり、市場が拡大し続けている。…

宇野氏の「テレビの論理ではなく、劇場の論理で動いてほしい」という旨の指摘に激しく共感

「第5回AKB48総選挙を総括 反省会」を見て。宇野氏の「テレビの論理ではなく、劇場の論理で動いてほしい」という旨の指摘に激しく共感したのでエントリをあげる。完全にオタ向けのエントリで、総選挙を見て、さらにこの反省会を見てないとピンと来ない人もい…

定時制高校の枠減少による貧困の再生産

4年前のとある日。生憎の曇り空の某都立高校に足を運んだ。年末年始の公設派遣村(失業者など生活困窮者の年末年始を支援する東京都の生活相談、宿泊提供の事業)で知り合った24歳の友人の入学式のためだ。彼は幼少の頃に唯一の肉親であった母と弟が蒸発してか…

音楽の本来あるべき姿

ギターにベース、キーボード、どの楽器も華麗に引きこなすソロモン諸島出身のジェフリーは、ぼくの音楽の師匠の一人だ。様々な国の若者が同じ船で旅をし、学ぶという内閣府主催の国際交流事業、世界青年の船(ピースボートとは違うのであしからず)で乗り合…

ジャカルタでMacBook Proをタクシーに忘れた話

ものをよく無くす。「小さい頃はテニスの試合の前の日であっても内職をした」という昔話をよくする倹約家の父にどれだけ怒られても治らなかった。自分でも病気だと思っていた。ところが不思議と無くしたものが手元に帰ってくることもあり、ある一件からその…

英語を話せるということはそれ以上でも以下でもない

ただ単に英語を話せるということはそれ以上でも以下でもない、という実も蓋もない話。 以下の話をふと思い出したので、まとめてみた。ジャカルタ在住の日本人が集まるバスケットのチームがあって、一年に二回海外遠征をしている。昨年シンガポールに行った際…

JKT48 2ndシングル「夕陽を見ているか?」劇場盤特典に見る運営の推し

以前のエントリでも紹介した通り、 http://mori17.hatenablog.com/entry/2013/07/02/221037 7月3日に発売開始されたJKT48 2ndシングル「夕陽を見ているか?」を購入したため開封の儀を執り行った。 劇場盤開封 CDジャケットとプレイングカード収録曲は以前…

魚を与えるのではなく、魚の取り方を教えるべき、という話。

過去の日記(日付は2010年)を読んでいて、ちょっとおもしろかったので書いてあったことを抜粋。てにをはを直したのが以下の文章。 意外と色々考えていたんだな〜、と少し嬉しくなった。 三鷹の市民センターで開催された佐野章二さんの講演会に参加した…

冬の東京で野宿した話。

メモを参考に、過去の経験を振り返る。 今回は冬の東京で野宿した話。 大学5年生のときのこと。年末年始大晦日から4日間、新宿中央公園で、路上生活者支援団体らによる越年行動に参加した。路上生活で最もつらい時期を乗り切るための活動。様々な援団体の連…

JKT48 2ndシングル「夕陽を見ているか?」明日7月3日発売決定

写真:公式Facebookページより スラバヤで先行発表からの、今日詳細発表 6月30日(日)のスラバヤコンサートで、JKT48セカンドシングル『夕日を見ているか』7月3日リリースが、発表された。スラバヤ会場で出会ったファンによると、どうやらインドネシア…

日本で「学生起業」がもてはやされる理由

学生起業。今日では、言葉上の起業であれば誰でも会社を作れるようになった。新卒の就職率悪化にともない「就職できなければ起業すればいいじゃないか」という極端な話が聞かれるようになったり、大学生のときにはよく耳にした言葉だ。親の扶養のもと自分の…

JKT48スラバヤコンサート遠征

昨日からインドネシア第二の大都市スラバヤにきている。 JKT48のコンサートを見るためだけに。いわゆる遠征というやつ。 距離感で言うと東京から大阪まで遠征してる感じだろうか。数年前にオフ会で地方遠征をするオタと話していて、「本物のオタは違うな〜」…

海外では「年齢を尋ねるのは失礼」なのではなく「年齢を尋ねる理由がない」

「海外では○○なのに日本では××」などと得意げに語る人が時々いる。そういった話の中で頻出話題の一つであるのが、エントリの題名でもある「海外では年齢を訪ねるのは失礼に当たる」だ。「相手の年齢を訪ねたがるのは日本人の悪いくせ」という話が付け加えら…

読書メモ 『貧困についてとことん考えてみた』 湯浅誠 茂木健一郎 NHK出版

対談であり、かつ新書なので、内容としてはそこまで深くはないけど盛りだくさんな感じ。かつて片足の小指くらいだけ、労働運動に足を突っ込んだ身としては、湯浅誠のスタンスの変化が非常に印象的だった。 地道に、愚直に活動だけしていれば報われるはずだ。…

「継続的努力」の練習 - 1ヶ月毎日ブログ更新7日目

ぼくは意志が弱い。精神的に負荷がかかると逃避にはしるくせがある。 自分の意思の弱さから、本当に自分を嫌いになったことが何度もある。継続的な努力を続けられたことがない。朝起きれないという軽いものから、人生のターニングポイントになるような大切な…

クラブ初心者の分際で、有名DJのイベントに行ってきた - Kevin Yost Live in Jakarta

2013年5月1日、メーデーの夜。 クラブ好きで自身もたまにDJをやる友人に誘われ、「Lucy in the sky」という店を訪れた。この店は一階がレストラン、二階がバーとなっており、二階のバーは敷地の半分ほどが屋外になっており、開放感のあるつくりになっ…

はてなダイアリーからはてなブログへ引っ越し

引っ越した 掲題の通り、はてなブログに引っ越ししてみました。それに伴いタイトルも変更。仕事終わりで夜中に、気分転換の意味も込めてやったので、正直意味不明なタイトルにはなりましたが。タイトルに関してはヘッダの説明がすべてです。説明は恥ずかしい…

広告業界人の視点でとある雑誌を読んだ

これはあくまで、ある雑誌を読んで思いめぐらせた個人的な妄想です。 いわゆる外資コンサルの新卒試験にあるようなフェルミ推定的な遊びです。 そのことをご承知頂けない方は戻るをクリックしてお引き取りください。 目次 雑誌概要 五万部も発行できる理由 …

インドネシアにおけるKポップの凄まじい人気 - ライブ参戦記

インドネシアではkポップが大人気で、卵が先か鶏が先かわからないけれどもサムスンの製品も絶好調。そんな中開催されたkポップのイベント、韓国公共放送局KBSの公開収録コンサート「ミュージック・バンク」に足を運んだ。3月11日、場所はブンカルノ競…

「美の民主化」を押し進めた革命家たち

『印象派で「近代」を読む 〜光のモネから、ゴッホの闇へ』の要約と、読んで思ったこと。ちなみにこの本を読むまでは知識ゼロなので、訂正などあれば是非お願いします。 Q:帯の絵の作者は誰でしょう。 何々派の誰それがどんな絵を描いてるとか全然知らないけ…

 ジャカルタに来てから読んだ本

題名の通りジャカルタに来てから読んだ本のメモ。 順番はわからないし、忘れてしまったものもあるので、自分の部屋に残っている本やノートのメモを参考にしながら追記していく。ムックは含み、限りなくなるので雑誌は含まない。 作品名の左にある数字は(「…

TOEFLのすすめ - 能動的思考力が問われる試験

TOEFLを受ける事(もしくはTOEFLで高得点をとる訓練をすること)で身に付スキルがある。スキルというより姿勢と言った方が正しいだろうか。それは「どんなに拙くとも、自分の意見をもち、その意見をある程度整理して形にする」技術だ。これはTOIECなどで計ら…