ジャカルタのふろしき。

新卒でインドネシアはジャカルタに流れ着いて2年。日々生活で感じたこと、海外から日本を見て 思ったことなどを綴るブログ。最近JKT48にハマったため、関連の話題多めでお送りしてます。

初めて万年筆を買って - 手書きの良い点再確認

万年筆を買った。記録を継続的につけることが困難で、長らく対策を考えては挫折していた。文筆家になったような雰囲気に浸りながら書き進めれば、少しくらいは筆が進むのではないか。そんな気持ちで買ったのだが、雰囲気よりもむしろ実用的な意味でとても役…

学歴って何だ? - 日本は断じて学歴主義ではない

日本は学歴主義だという話をよく聞くが、果たしてそうだろうか。僕は「日本は全く学歴主義ではない」と考えている。田村耕太郎氏が日経ビジネスオンラインの連載にて「日本の学歴主義はぬるい、東大なんか学歴とは言えない」という趣旨の主張をしていたが、…

早起きムスリムと、経済成長 - 古くからある教えの合理的な部分と、「先進国化」のバランス

インドネシアに住んで2年目。 断食毎年7月から8月にかけて行われるプアサ(断食)も2度目の経験となった。プアサ明けのレバラン休暇は、日本で言えば盆と正月が一遍にきたようなありがたい大型休暇だ。ジャカルタは地方出身の人 が多いため、この時期に…

大手チェーン店をなるべく使いたくない理由 - ジャカルタ路地裏の雑貨屋で思ったこと

会社から自宅への帰り道にあるキオス(雑貨屋)で、毎日のようにコーラかポカリスエットを買う。飲み物だけだと少し寂しいので、安く買えるように小分けにされたオレオ(三枚入っていて1000ルピア約9円)なども合わせて買う。少し早い時間だと、まだお…

ソースを聞かれた際に「ネットで見た」と答えることの意味

1799年当時、フランスはイギリスに比べて圧倒的にアカデミックで文化的な国だったのではないか。 大英博物館にロゼッタストーンが展示されているが、史実ではナポレオンがエジプトで見つけたものとされている。ではなぜイギリスの大英博物館に飾ってある…

『最近の若者はだらしない』という説教に見るグローバル観の欠如 

自動水洗式ではない手桶で水を流すスタイルのトイレ、お湯のでないシャワーが共用のアパートの一室。釘が抜けて物を置く板が斜めになっている机と、ベッドがあるのみの簡素な部屋。これがぼくのジャカルタ生活のスタート地点だった。おまけに水が汚いのか目…

小さな組織で働くことのおもしろさ

今年の3月に大学を卒業し、4月から「じゃかるた新聞」という在インドネシア邦人向け新聞社で勤務している。じゃかるた新聞は今年で13周年とそれなりに長い期間 (日本人が急に投資先•進出先として注目する前から)活動しているけれど、 人の入れ替わりが…

はじめまして。

このブログについて 自分の考えてることこそ、把握するのが極めて難しい。筋道を立てているつもりでも、包括できていない無限の論理、感情や感覚。そんな自分の認識や精神の路地裏にこそ、大切な何かがあるような気がする。そしてそれをなんとか言語化するこ…